採用基準

伊賀 泰代著の標記を読んだ。
マッキンゼーの採用担当であった著者曰く、マッキンゼーの採用基準は①地頭が良い事、②英語が話せる事、③リーダーシップがあること、④日本語が話せる事、とのこと。
日本人は②や③を満たさない人が多く、特に③は壊滅的だと著者は言う。そしてリーダーシップが必要な理由を本書の中で述べている。
リーダーシップとは何か、は後述するとして、そもそもなぜ日本人はリーダーシップが無い人が多いのか?それは日本がこれまで発展途上国であったからだと著者は言う。発展途上の場合、国民が求めるのは衣食住のような人によって異ならないものであり、そこには多様性は無い。よって一部のトップ集団が効率的に富を分配すれば良く、ほとんどの人間はトップの指示に従って業務を遂行すれば良い。そこにリーダーシップは生まれない。一方、生活水準があがってくると人の欲求は多様になる。この場合、地域ごと、年齢ごとに必要なものを知り、製品やサービスにしていく必要があり、いたるところに自分で考え、判断し、行動する人間、すなわちリーダーシップを持つ人間が必要となる。
ではどうすればリーダーシップを習得する事ができるのか?(そもそも著者はリーダーシップは天賦の才によるものではなく訓練によって身に付くものであると主張する。)著者は4点あげているが、要は「組織に最適な成果がもたらされるように自分で考える事」であると思う。
リーダーシップが身に付くと社会の役に立てるだけではなく、自分にもメリットがある。それは将来への漠然とした不安がなくなる、ということである。リーダーシップを発揮して問題を解決する経験を積む事によって、今後自分の身の上におこるであろう問題も解決できる自信がつくのだ。例えば会社がつぶれたらどうしよう、年金制度が破綻したらどうしよう、という不安をもっているとして、転職する、起業する、資産運用で賄う、といったことが、自分には可能だと思えるようになるのである。
名著だと思う。

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2013/2/6

学び続ける力

池上彰の表題の著作を読んだ。
教養とは何か、なぜ必要か、ということを著者の経験をもとに記した本。
リベラルアーツとは、自由になるための学問であり、何から自由になるかというと、既存の枠組みである。専門知識を深めていくと、現在の社会の枠組みの中の課題については解を見いだせる。しかし現代のように変化の激しい時代においては今の枠組みが正しいのかどうかも常に考え、必要ならば変えなければならない。変化が激しい故に、進むべき方向を決めるのは、教養である。
ここでいう教養が何を指すのかは人によって異なる。が、例えば英語がある。日本語しかできないと、日本からの視点のニュースしかわからない。英語がわかれば、英語圏の視点がわかる。他にも歴史がある。ある出来事の歴史の前後から物事の因果関係がわかる。
生きて行く上で、自分で考え、自分で選択する、ということが最大のリスクヘッジであると思う。この時、考えの視点を増やす、というために教養は必要なのだと思う。

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2013/2/6

まじめの罠

勝間和代著の標記の本を読んだ。
まじめ=善というこれまでの固定概念が覆された思い。
著者の主張を自分なりに解釈したところ、まじめな人は
1. 与えられた課題、現在の環境が絶対に正しいと思い込み、組織、ひいては社会の改善に役立たない
2. 与えられた課題にまじめに取り組むものの成果が出ない場合、被害妄想にとらわれ、周囲に憎悪を抱く
3. 人生で損をする可能性がある
というデメリットを潜在的に有している。

まじめ=盲目的に、効率向上を考えずにただ取り組む
といった側面があることに気付かされた。

こういった人間が生まれるのは
・自分で考え判断するというリスクを避けるため、上位の人間は絶対に正しいと思い込み、その指示に従いたいという逃げの意識
が根底にあるとのこと。他にも要因をあげていたが、これが一番腑に落ちた。

そしてまじめな人間がそのままでいてしまうのは
a:指示に従って自分の思い通りの人生にならない場合、その指示に責任を押しつけ、指示を待ってしまった自分を反省しPDCAをまわさない
b:価値観に多様性や批判的思考、客観的思考がない
c:自分の能力を過信している
とのことがあると理解した。(著作の転載ではないのであしからず。)

上記は全て自分に当てはまる事がある。目から鱗が落ちる思い。
今後は、
・すべての事象に当事者意識を持ち思考を他の人間に任せない
・自分の思考が固まらないように多くの本を読み人と話す
ということを心がけたい

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2013/1/19

知らないと恥をかく世界の大問題1〜3

ジャーナリスト池上彰が話題のニュースについてわかりやすく説明した本。
最近の新聞記事についてもう少し理解したい、という人向け。
まったく知識のない分野について概要を知りたい場合にはうってつけである。
一方、人にきちんと説明できるようになるためには、これを読むだけでは不十分。
知識のタネを広く得るためには良いであろう。

印象に残ったことは以下。
・インドでITが普及した背景にはカースト制がある。ヒンズー教では床と机上を掃除する人も、階級によって分けられているが、ITのような新しい産業にはまだカースト制による区別がない。よって誰でも力を発揮する事ができるため、IT産業が栄えている。
サブプライムローンは、低所得者向けの高金利ローンのこと。このローンの権利を債券化し、他の債券と組み合わせたものを多くの投資家が購入した。しかしサブプライムローン不良債権化し、投資家が損をすることになった。
ユダヤ人はユダヤ教を信じる人たちのこと。
・中国は共産党が指導する国。
・COPXとは、conference of partiesの意味。
FTAは関税についての2国間協議。EPAは関税に加えて規制についても開放しようというもの。
など。

読んでから日が経つと上記程度のことしかすぐに思い出せない。これも、わかりやすいものの、浅くしか理解できていない事を証明している。(本書が悪い訳ではない。本書は深く理解したい人向けではなく、広く浅く理解したい人向けなので仕方が無い事。本書をきっかけに、興味ある分野について学べば良いのである。)

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2013/1/13

スマートフォン

iphoneを使用している。
使い始めたきっかけは、外観がかっこ良いから、ということ。
携帯や音楽プレイヤーのような小物でも、洋服でも、日常的に使用するものは、「持っていて自分の気分が良くなる」ものを選ぶようにしている。もちろん前提として、自分の収入に見合った金額である事や、自分の求める機能があること、ということはある。自分が携帯に求める機能とは、
1:電話(当たり前)
2:メール(これも当たり前)
3:少々のネットサーフィンができること(今では少々ではない)
であった。携帯電話のほとんどはこれらの機能をもっている。
であれば、あとは外観で選べば良い、というわけでiphoneにした。

今では、スマホにして良かったと思っている。それは、
4:ipodが不要
5:本(新聞)が読める
6:1〜5までが片手で全ておさまる
という利点に、遅ればせながら、ありがたさを感じるようになったからである。

iphoneを使う前は、携帯+ipod+本(新聞)を持ち歩いていて、それに不便を感じる事は無かった。しかしこれらがiphoneとして一体となると、ここまで便利であるのか、と感動してしまった。特に3+5+6が良い。通勤時、車で一時停止時、などのちょっとした時間に本を読みたい事がある。文庫ならまだしも、新聞や、大型本になると、カバンから出すのも時間がかかるし、場所もとるし、腕も疲れる。iphoneであればちょっとしたスペースで、すぐに起動する事ができる。何冊もiphone1台に収まっているから、気分によって読む本を変える事もできる。さらには、機能3を使えば、読み終えた本の続巻をすぐにダウンロードして読み始める事ができる。些細な事であるが何を読んでいるかが他人にわからないことも良い。

願わくば、もう少し大画面となると、より良いと思う。

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2013/1/13

磁性

磁気モーメントM[Wb・m]:単位長さの両端に単位磁荷がある磁気双極子モーメント
磁荷qm[Wb]と磁場H[A/m]:1Wbの磁荷が1A/mの磁場中にあるとき1Nの力を受ける
磁化:単位体積もしくは単位質量あたりの磁気モーメント


ref) 磁性入門, p4

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2011/8/31

量子化学

量子力学を化学の対象に適用する学問大系を量子化学と呼ぶ

量子力学の基礎方程式はSchrodinger方程式(古典力学の基礎方程式はNewtonの運動方程式)。

このSchrodinger方程式は多電子系では解析解を得られない。
このSchrodinger方程式を化学の問題(分子の電子密度分布の計算?)に適用するための近似解法の体系を量子化学と呼ぶ。

ref) すぐできる量子化学計算ビギナーズマニュアル, p3,180
  はやわかり分子軌道法, はじめに

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2011/8/6